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江戸開府400年記念か、そういえばそうだ。入場整理券申し込み完了。平成15年8月10日(日)。
土中の塩化ビニルを分解する細菌について。明日発行のNatureに掲載される予定。
Hugh G. Gauch Jr. 2003. Cambridge University Press.
とてもすばらしい本。リンク先の出版社のページから、Sample Chapter をダウンロードできるので、科学に携わっている方はぜひForewordとPrefaceだけでもご一読ください。 ソフトカバーとハードカバーが出版されています。
Preface には、thesis と2つの目的が記されている。
著者は、コーネル大学のCrop and Soil Sciences Department (私がいたところ)を今年退職する(もう退職した?)Senior Research Specialistで、退職記念の送別会のようなものをやっていた。教授の Gary Fick が春学期に、出版されたばかりのこの本を題材に1単位の授業を開いた。面白そうなので参加したところ、最初の授業には20人ほどの学生が来ていたが、いつも参加するようになったのはだいたい10人ほど。1回の授業で1章というスケジュールで進めて、最初に著者からいろいろとコメントがあって、それから自由に議論をする、という形式。哲学科や教育学科の教授、そして1981年にノーベル化学賞を受賞したRoald Hoffmannといった人たちをゲストとして招いたりして、なかなか面白かった。ちなみに、Hoffmannが呼ばれたのは8章のParsimonyで、Ockham's Razorに関する論文を書いている(Printed matter に入っているので論文はまだ届いていない)。ところが、Hoffmannはむしろ Ockham's razor のnegativeな面についての説を展開した。さすがである。ちなみに、表紙の絵はOckham's hillをあらわしているとのこと。
11章の教育のところでは、一番最後にこういった内容の授業をこれからいかにして取り入れるか、といったことが議論された。おおかたの意見は、こういった内容は大学院に入ってから勉強するのがいいだろう、ということだったが、私としては大学に入ったらすぐにこういった内容の授業があるといいのではないか、という感じがした。「日本の大学でもこういった授業があればいいと思うけど、そのためにはまずこの本の和訳が必要だ」といったら「ケンブリッジと交渉して、それを訳すのが君の仕事だ(笑)」と言われた。当然の反応とはいえ、さすがにこれだけの量を訳すのにかかる時間を考えると、なかなか手をつけようという気にはならない。
購入用のリンク
昨年の8月にJaguar(10.2)で$229、そしてまた年末にPanther(10.3)で$229というのは、アップグレードの頻度に対して高すぎるのではないか、というもっともな批判。今のところプリインストールのPuma(10.1)でなんとかしのいでいるので、最低Pantherまでは我慢。というか、新しいマシンになるまではOSはあげないかも。
"I believe that we've established that the foam block that fell off the external tank was in fact the most probable cause, the direct cause of the Columbia accident," said the investigator, G. Scott Hubbard, a physicist who is a member of the Columbia Accident Investigation Board.外部燃料タンクからfoamの固まりが落ちたとのこと。foamは、さすがに泡ではないから発泡材のことか?
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カラオケが健康に与える影響についての研究成果。
聴いた曲の履歴から聴いたことのない曲の好みを予測して、視聴者が好むであろう曲を配信する、というシステム。
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