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5、中原 誠副会長とあって、あくまでも対局者は各紙の発表通り熊坂学四段と長岡裕也四段、ということなのか。だとすると、連盟ページの表は、対局者が4局目までは「試験官」の欄に、5局目以降は「助手及び観戦記」の欄に書かれていることになり、とても分かりにくい。もっとも、試験官として「2人の直接対局も考えられる」とあるから、まだその点は決まってないということなのか。ううむ。なんだか分かりにくいな。
ここからは会長・副会長の二人が勝敗の立会いと同時に面接も兼ねる。ただし、二人の直接対局も考えられる。
門下生の熊坂学四段を対局者として代打。観戦記を兼ねて判定する。
6、米長邦雄会長
最終判定者。門下生の長岡裕也四段を対局者として代打。観戦記も含めて『将棋世界』紙上で最終結論を発表する。
_ 中原、米長が面接をして、対局者は代打を出す、だけど、やっぱり直接対局するかもしれない、などとまどろっこしいことをしないで、対局するならばする、しないならばしない、自分たちは「対局者」なのか「観戦+面接」なのかどちらかをはじめからはっきりさせておく、という態度の方がいいのでないのかなぁ。要するに、誰が対局するか、ということをみんな知りたいわけなのだから。
瀬川さんが3勝目をあげて合格するか、4敗目を喫して不合格となった時点で試験は終了。ただし、最終局にもつれ込み、2勝4敗となった場合について、連盟の米長邦雄会長は「理事会が将棋の内容などを判断し、合格させることもあり得る」と語った。といったあたりも、曖昧さを残すな。将棋の内容を判断して決めることができるのであれば、今までの瀬川さんの将棋の内容を判断して決めることもできるはず。そんなことで決まる世界でないからこそ、対局の成績で結果を決める試験をするのではなかったのか?
_ けっこう面白い人選をしているだけに、曖昧さが残っているところが残念。
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