米国 Johns Hopkins 大学の物理学者 Dick Henry が、グレゴリー暦に換わる新しい暦を提唱している。ポイントは
- 1年を364日、すなわち52週間ぴったりにする。
- 現行の閏年にかわるものとして5,6年に1度 Newton Week (閏週) をもうける。Newton Week は、どの月にも属さない。
- 3月、6月、9月、12月が31日で、それ以外の月は30日。
ということのようだ。メリットは、
- 毎年同じ日は同じ曜日となるため、カレンダーを毎年作り直す必要がない。
- Newton Week を有給休暇とすることができる。
とのこと。デメリットについては深刻な問題は書かれていないが、新カレンダーシステムへの移行にかかるあらゆるコスト (2000年問題の時よりもはるかに大きいコストになるはず) が最大の障壁にはなるだろう。だとすると、たとえば 2038年問題などが起きる前に、徐々にカレンダーシステムの移行をして、同時に2038年問題なども解決してしまう、というのも手かもしれない。