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”疑問手”だらけで泥沼化とのことで、連盟が突如提案した朝日と毎日の共催案について、その意図を読売ウィークリーが量ったもの。ここへ来て、棋士たちの意向が急激に変化し、将棋界の事情通によれば、
名人戦「朝毎共催案」の奸計
これまで7対3,あるいは8対2の割合で、毎日支持の棋士が多数でしたが、5分5分の形勢、あるいは逆転する可能性が出てきたのですとのこと。なぜそうなったかというと、共催案に柔軟な対応を見せた朝日に対し、毎日の頑固さが棋士達にとってマイナスイメージになったためであり、そのことが実は連盟と朝日サイドの「計算」であった可能性を、読売ウィークリーは示唆している。最後には、理事会と毎日とが断絶した場合、王将戦など、他のタイトル戦への影響は避けられないだろうと書かれている。この「他のタイトル戦」が、読売の竜王戦を含むものかどうかは明記されていないものの、週刊実話に報道されていたように、毎日と読売の間では、共同戦線がはられていることを伺わせる。
君は、毎日の社員なのかと語気荒く、退場を促したと報道されている点である。これが本当だとすれば、理事会には、反対意見を真摯に聞く度量が求められていると言えそうだ。
_ いずれにしろ、結果として、連盟と毎日新聞の間で話し合いがもたれることになり、事態はここへ来て最悪の状態からかなり好転した模様だ。後は、名人戦終了後の、毎日と連盟の話し合いを見守ることとなりそうだ。
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