正確にはいつだったか忘れましたが、たしかこの頃だったと思います。 自宅のパソコンにハードディスクを増設したことがきっかけとなりました。 Linux入門(改訂版)を購入し、付属CD-ROMからインストールしました。 ちなみに、この本には4ページに『Linux->「リヌクス」と読む。』と書かれていましたので、 私もずっとその読み方をしていましたが、「リナックスジャパン」が出版され、各所で「リナックス」 という表記が出てきたので、時代の趨勢にあわせるべくいつからか「リナックス」と言うようになりました。 Linus氏は、読み方にはあまりこだわっていないようなのでどうでもいいと思っています。 ワークステーションクラスのマシンでしか動かないと思っていたUNIXシステムがパソコンで動いたことに 感動したのを覚えています。 Linux界の動きについては、日本のLinux情報にまとめられています。
旧:http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/~aa57075/
新:http://www.hongo.ecc.u-tokyo.ac.jp/~aa57075/
今は、両方ともありません。
AT&T WorldNet Service が、定額制(つまり使い放題)で、月2000円(+消費税) のサービスを開始したことを友達(斎藤君;彼が研究室のホームページ作成を 一生懸命にやっていてくれた)に聞き、当時としては破格の安さにびっくり。 即加入しました。 今ならば、その程度の値段では誰も驚きませんが。
また、斎藤君が研究室のホームページを作成したのがいつだったのか。 おそらくは 1996 年ではないかと思いますが、「ちすいけんニュース」は 1997年4月にはじまり、 ちすいけん日記 は5月19日にはじまっています。 最初は、トップページを他の研究室のサーバーに置かせてもらい、 そこから先は斎藤君の個人的な ECC のスペースを使う、という形を取って いましたが、どの研究室もサーバーを立ち上げはじめて、うちも早く サーバーを立ち上げてくれ、という圧力がかかっていたのでありました。 そのための NT サーバーを購入したりしていたのですが、誰も作業を する人がいません。最初は放っておきましたが、結局はこの年の最後に 私が Linux でサーバーを立ち上げることになるのでした。
当時父に宛てたメールが発掘されました。
Date: Tue, 29 Apr 1997 12:46:13 +0900
Subject: From AT&T WorldNet Service
勝寿です。
sekik@tky0.attnet.or.jpというメールアドレスから分かるように、
インターネットのプロバイダに加入しました。AT&T Jens社の
AT&T WorldNet Serviceというので、入会金3000円、月2000円の
固定料金で使い放題です。つい最近サービスを開始したらしいん
だけど、かなり安いのでためしに入会してみました。
今のところビジーになることもないし、かなり快適です。
今のところアクセスポイントは東京と大阪だけだけど、私には
東京があれば十分だし、0088を使えば全国どこからでも1分10円で
つながるそうです。
メールは今まで通り大学に出してもらえれば、こっちのアドレス
にも転送されるので(今まではニフティに転送していたけどやめた)
大学でも下宿でもどちらでも読めます。
keiyo.com は、RXさんが digiweb と契約したアメリカのレンタルサーバーで、千葉チェスのページを作るために 使わせてもらうことになりました。
http://www.keiyo.com/seki/
Netscape Composer を使って作りました。 それまでは、エディタで html ソース編集一本でしたが、 いわゆる「ホームページ作成ソフト」を使ってのはじめての 公開ページ作成です。
自宅のマシンは、WindowsとSlackwareとのデュアルブートにしていましたが、それほどLinuxを使っていた わけではありませんでした。大学でもLinuxを使ってみたい、という動機も大きかったように思います。