当時、 インターネット普及に一生懸命だった 溝口先生による影響が大きかった。 研究室の先輩(前村さん)が作ったページの html ソースを、そのまま利用した。 前村さんは、さらに他の人(Yさん)のページの html ソースをそのまま利用していた。そして、まねをしているページにはそれぞれリンクが貼られていたため、 私 → 前村さん → Yさんの経路で、Yさんのページにたどり着く人も、 研究室の中にはいた。
この頃には、いろいろと新しい html 文法を覚えては試し、 開設時とはだいぶ違ったページになっていた。 最初は、誰かのページをまねするところからはじめて、そこから どんどん自分らしく変えていくというのはいい方法かもしれません。 ただし、著作権侵害には注意してください。 ホームページを作っている知りあいに一言断ってからソースを 使うのが無難です。私は、研究室の先輩だったので気楽に ソースを再利用できました。 もっとも、私としては html としての文法自体には著作権は ないという考えですが、このあたりは色々な考えの方がいますし、 微妙なものがあると思いますので。 不安でしたら、私のページの html ソースを使ってください。 ただし、CSS を使っていますので、それなりの知識が必要です。 CSS 自体、私も色々なところからぱくっていますし、フォントの 指定にまで著作権を主張できるものでもないと思っています。 ソースを使うときには、変に前のページを残さないでくださいね。 たとえば、head の中に meta name="author" copyright="Katsutoshi Seki" とかありますが、こういったところを残されてしまうと、あなたの ページの著作権者が私になってしまいます。(^^;
詰将棋のページは、せっかくホームページを作るのであればなにか 独自の内容を作りたいな、と考えて、ふと自作詰将棋の発表場所に してはどうか、と思いついたのです。 私の作品は、子どもの頃に作ったものばかり、雑誌に発表するという レベルでもなく眠っているものばかりです。ホームページならば、 そういった作品を置いておくにはちょうどいいと思いました。
このとき、いろいろなホームページを見てまわったところ、 詰将棋のサイトはリコー将棋部しか見つかりませんでした。 リコーといえば、プロ棋士の谷川さんのお兄さんであるアマチュア トップクラスの方が在籍しているだけあり、谷川さんの作品が 並んでいました。
そして、ここで使っている盤面と駒の絵を使わせてもらえば、自分にも 詰将棋の図面をアップできる、と考えて、リコー将棋部に使用許可願い メールを書いたところ、快くOKしてくださいました。
全さんが、 リンク集 に「最近の詰将棋ページ構成の立役者でしょう」と書いてくださっているのを見て、 たしかに私の作品はたいしたことないけど、老舗のページであるだけに、 私のページをみて「自分の作品も Web で発表してみようかな」と思う人が いたとするならば、非常に嬉しいことだなと思う今日このごろです。
大学で一足先にインターネットを経験しましたが、このときはまだインターネットは それほど普及していたわけではなく、むしろパソコン通信の方が一般には普及して いたと思われます。情報を入手するために、NiftyServe (現 @nifty) に入会しました。 そして、家からはモデム経由でニフティーサーブにアクセスし、そこから telnet で大学のメールを読むことができないか、などと挑戦していたりもしました。
最初は、ニフティーの会議室に自作詰将棋を発表したりしていました。 そこで発表した作品をまとめて、後にホームページにアップしたりしています。