この年頃に、インターネットがメディアを通じて騒がれるようになったのでは ないかと記憶しています。 大学では、インターネット環境が整備されだしたころで(いえ、工学部とか ではもう少しその動きは早かったのですが、農学部ではちょっと遅れ気味 でした)、コンピュータに詳しい先輩(前村さん)が、PC98 マシンに svtn といったソフトを入れて、メールを読める環境を整備してくださっていました。 svtnを使って教育用計算機センターのUNIXマシンにtelnetでログインして、 RMAILを使ってメールを読む、という方法を覚えたのが、はじめてのインターネット 体験といったところでしょうか。 当初、研究室には DOS のマシンばかりだったため、いわゆる「ホームページ」 を見ることができず、友人からは「ホームページはいいよ」といわれたり していましたがどんなものなのかは分かっていませんでした。 自宅ではこの年の5月にパソコンを買ったものの、自宅からインターネットに つなぐ、などということは「発想すら」していませんでした。 この年の秋頃に研究室で Windows マシンを買い、Trumpet winsock などを インストールして、WWW の世界ものぞくようになりました。 こういったことは、当時の私はまったく知識がなかったので、先輩に まかせっきりでした。