気まぐれゲーマーの備忘録

Seki's Diary

-- 2001年5月上旬 --

2001/5/1(Tue) [n]

%1 グローカルヘキサイト

なかなか面白そうなゲーム。

%2 ebHTTPD

ebHTTPD は UNIX 系の OS 上で動作する、CD-ROM 書籍を閲覧、検索するための WWW (World Wide Web) サーバです。HTTP/1.1 を話すことができます。 ebHTTPd は EB, EBG, EBXA, EBXA-C, S-EBXA および EPWING 形式の CD-ROM 書籍に対応しています。これらの形式の CD-ROM 書籍は、日本で一般的に使われています。CD-ROM 書籍自体は ISO 9660 形式になっていますので、他の ISO 9660 形式と同じ要領でマウントすることができます。

自分が持っている CD を何枚かHDにコピーして、家サーバにでも ebHTTPD をインストールしておくと……けっこう便利そう。

%3 fortune

Tips projectとか思い出してみたり。

けっこういいプロジェクトだとは思うんだけど。 それこそ、2ちゃんで tips のスレを立ち上げて、fortune に食わせる?


2001/5/2(Wed) [n]

%1 はがき

サンプルが来たので、正式に注文した。 1週間くらいしたらできるそうです。


2001/5/4(Fri) [n]

%1 Linuxの次世代ファイル・システム候補「XFS」の正式版公開 (日経 Linux)

ファイルシステムの信頼性があがることは、とても大きなメリット。 すばらしい。

%2 ドットコム崩壊をものともしないGoogle、そのシステムに迫る (NewsInsight)

Googleは伸びるでしょう。株でも買っておくか?

_ と、思ったけど

日本の会社じゃないから、めんどうかな。

%3 チェッカー

アメリカの本屋で買たチェッカーの問題集

"101 checker puzzles" by Robert Pike

の問題を、ぱらぱらと解いています。結構面白いかも。

%4 squid

JFにて翻訳されている文書の 1.6 Where can I get Squid?に、こんな記述があることが話題になっていた。

Many sushi bars also have Squid.

著者の Duane Wessels さんは、寿司が好物に違いない。


2001/5/5(Sat) [n]

%1 パーティーについて

JBL会長の下平さんが、ギャモン関係者を中心とした結婚祝いを 企画してくださっています。分かっていることは、

ということです。今回は、すべて下平さんにお任せにしてあります。 バックギャモンの関係者には、下平さんから案内があると思います。 もしも案内がなくて、気になる方は下平さんにお問い合わせください。

ギャモン関係者以外では、私から YLUG 関係者等数名にメールを 出して、5名の方が参加していただけるとのことです。 研究室の仲間等は、呼び始めるときりがないので一切よびません。

親族の会食は5月末になります。その後に、ギャモン関係者中心の集まり。 親族も、仕事関係の人も、趣味の仲間も、いっせいに集まるとなると、 やりにくいので、それぞれのカテゴリ(と言っていいのか(^^;) で集まる方が、色々な意味で気楽です。

%2 NTT西日本のマイライン 無断で契約200件 代理店に協力の男性(西日本新聞)

おそろしい会社だ。

%3 Google

Googleによる検索で、PDFファイルが検索にかかってびっくり。 PDFファイルも検索対象に含まれているんですね。 というか、なんで Google の話題ばかり。(笑)

%4 ハガキ

連休中には無理というようなことを言っていたが、頑張って作って くれたようで、明日到着します。

12時〜2時に到着とのこと。夜は用事があるので、宛名印刷は どこまで行くことか。今日中に名簿整理をしておけば、一気に 印刷があがって明日中に投函できるかもしれないな。

%5 fortune の中身 (Slashdot)

これは、なにをするスクリプトでしょうか?
unzip ; touch ; finger ; mount ; gasp ; yes ; umount ; sleep

おもしろスギ。ノーコメント。(^^;

%6 チェッカーパズル

明日のために、住所録の整備をする予定でしたが、なぜか チェッカーパズルにはまっています。こういうパズルを していると、時間を忘れますね……。

この本の問題を一通り解き終わったら、自作チェッカー パズルを作ってみようかな?などと思ってみたり。 その前に、チェッカーパズルとなり得る問題が、どの程度 あるか、見積もっておくことにした(なんでだ(^^;)。

チェッカーの桝目は、32個あります。64個のうち、駒が動けるのは 32箇所です。この中で、双方最初は12個のチェッカーがあるわけ ですが、問題として成立するときには、ある程度両者のバランスが 拮抗していると考えられるので、両者おなじ数のチェッカーが あると仮定します。実際には、チェッカーの数が違う問題も 考えられますが、今後の見積もり過程を見れば、その程度は誤差と して納得していただけると思います。

両者n個のチェッカーを配置する方法は、キングを考えなければ

C(32,n)*C(32-n,n)

通りあります。ここで、C(a,b)は、combination(組合せ)を あらわします。この計算をすると、n=1で992通り、n=3で8乗の オーダー、という風に増えていき、n=11で4.55*10^13で最大値を 取り、n=12で2.84*10^13と少し減ります。 単純に総和を取ると、1.48*10^14となります。

実際には、特に駒の数がおおいときには、手前側に自分のチェッカー が、向こう側に相手のチェッカーが固まっている形をとります。 数が少なくなっても、その関係はある程度維持されますが、 自由度が高くなり、キングができるようになれば手前へも移動 できますので、n=7,8のときに10^12のオーダーにあることを考えると、 このあたりがそこそこあり得る形のオーダーかな、と思えます。

次に、キングの組合せを考えます。やはり、初形ですべてキングに なっている、というような現実離れした図を考えないことにすれば、 常識的な線で、チェッカーが9枚以下になったあたりから、1枚、 2枚とキングになっていく、といった程度の配置が良いでしょう。 そうすると、単純に2^(2n)をかけるのではなく、100倍程度の 数をかけておけばいいと見積もっておきます。ここで、ほぼ 10^14のオーダー、n=1〜12の総和を取っても、10^15のオーダーに 乗るかどうか、という程度の数を見積もります。

この中から、おそらく実戦に出て来るような自然な場面(あちこちで チェッカーの取りが重なってないとか、あまりにも駒が偏って ないとか)を選ぶと、それだけで100分の1にはなると思います。 これで、10^13のオーダーです。さらに、この中でパズルとしての 価値のある、妙手性のある手があり、問題として成立する局面が どの程度あるか?となると、これは実に難しい見積もりなのですが、 ざっと10^5は減らして、10^8のオーダーとしておきます。

さらに、この中で、左右同型とか、無駄駒の配置が違うだけとか、 いわゆる「同一作」と見なせる作品で、1オーダーは減ります。 これで、数千万の作品はある、と見積もることができました。

こういう計算をすると、詰将棋などでは脅威的な数になりますが、 チェッカーでは、多くてもまあこの程度でしょう。10^5のあたりが、 もう少し大きくなり、さらに減るようにも思います。 コンピュータによる、いわゆる「全検」によるパズルの創作も、 可能になるかもしれません。

まぁ、100万もパズルがあるとすれば、そのうちせいぜい1万個程度 しかまだ発見されていないでしょうから(本当か?チェッカーの 事情を全然しりません(^^;)、まだ創作の余地はありそうです。

_ 問題13

この日記を読んでいる人の中に、この本を持っている人はいないで しょうから、こんなぼやき方をしてもしかたないんだけど、 問題13がどうしても納得いかない。初手で9-6として、1-10と 取らせるのはなんのためだ?この犠牲をはらわなくても、解答 手順の通りに進めていけば、成功するように思えるが。そうすれば、 さらに1個駒得するし。なにか、重要なことを見落としているのかなぁ。

そのうち、チェッカー図面を表示する方法とかも調べて、そのあたりを 再現するか……。

_ 著作権については

チェッカーパズルの著作権が、慣行的にどのように扱われているかは 知らないので、問題をそのまま転載することはしませんが、 このように「問題と、その解答に対して批評をする」ことが主の目的と なっていれば、問題の図面と解答手順を示すことは、転載ではなく 引用とみなされるはずです。 ただ、アメリカの書籍なので日本の法律の解釈が通用するかどうかは 分からないのですが。

_ ルール

ヤフーのルールは、非常に簡単に書かれているけれど、問題を解く過程 で、今まで勘違いしていたことが一つあることに気がついた。 この点は、ヤフーにもはっきりと記述されていないため、はたして ヤフーでしっかりと認識されているかどうかは分からない (おそらく、アメリカのヤフーでは、そのあたりはしっかりと 処理されていることでしょう)。

そのルールとは、駒がキングになった直後に、連続して飛び越える ことができるかどうか、ということです。図面描くのがたるいの ですが、だいたいこんな感じです。

    ×
  ○  ○
●      △

ここで、●は手前のチェッカー、○は相手のチェッカー、 ×と△には、チェッカーがありません。このときに、●が チェッカーを飛び越えて×にいって、キングになりますが、 そのまま連続ジャンプで△へいけるかどうか?という問題です。 私は、今までとべると思っていましたが、実際にはキングに 成ったところで、動きが終わります。この点を理解していなかった ために、解けなかった問題がありました。

_ 日本語表記については

今まで、チェッカーだと思っていましたが、ヤフーではチェッカーズと 表記されています。なんだか、ジュリアに傷心でも歌いそうな名前 ですね。たしかに、英語名は checkers なので、そちらの方が英語に 近いといえます。でも、私が買って来たボードゲームには、 チェッカーと書かれていたりして、けっこうチェッカーという 表記は定着しているようにも思えます。ヤフーがチェッカーズという 表記を採用したことで、チェッカーズという表記が広まる可能性も ありますが、私はなんだか違和感があるので、チェッカーで通すことに します。

「いや、英語で Checkers と書くならば、日本語でチェッカーズと 書かなければ誤りだ」という方は、英語で Dominoes あるいは Domino games というゲームは、日本語でドミノと書くのは誤りで、 ドミノズとか、ドミノーズとか書かなければならなくなります。 でも、実際には「ドミノ」で定着しています。そういうものです。

_ と、思ったら

松田道弘著「世界のゲーム辞典」にも、「チェッカー」と書かれて いました。

_ なんだか

色々書いてしまった。チェッカーのページも、適当にでっちあげて おくか?その前に、適当に検索をかけてみるか。外国にはたくさん チェッカー関連のページがあるけれど、日本では、ヤフーでゲームが できる他には、これといってページがないように思うんだけどな。


2001/5/6(Sun) [n]

%1 チェッカーのルール

松田さんの本にて確認したところ、きちんと説明されていました。

ただし、キングに昇格したときは、昇格することでその回のムーブは 終了します。その回はその位置でとまらなければなりません。 キングになればその回にバックして相手の駒をとることができないのです。

と、図面つきでしっかりと説明されています。

ちなみに、これは英米型チェッカー(標準型チェッカー)として説明されて いるもので、もちろんアメリカで買った本もこのルールになっていて、 他にも欧州型チェッカーをはじめ、何種類かのチェッカーが説明されて います。ここで、 ヤフーの図面は、左右さかさまです。松田さんの本にもそう書いてあるし、アメリカで 買った本にも、はっきりと公式ルールとしてそう書かれているので間違い ありません。なんだか、ヤフーのやることは中途半端。もっとも、 チェッカーにそれほど力をいれてないでしょうから、当然か。

%2 はがき

宛名印刷完了。だけど、よく考えたら切手がないから、 まだ投函できない。(笑) あと、数名データベース中に住所が入っていない人を、 調べないと。卒業生が数名いるけれど、今のうちに調査して おかないと、あとあと困ることがあるし。

_ 切手

帰省先の妻から電話があったが、実はすでに切手は注文してある とのこと。はがきが届くのが来週になると思っていたため、 来週中に(というか、明日は今週なのか?来週なのか? ここでは、来週として考えます)郵便局から切手が届くとの ことです。印刷は完了したけど、発送はしばらく先伸ばし。

%3 某パーティー

マジックを見たり、いろいろと。


2001/5/7(Mon) [n]

%1 小泉内閣メールマガジン

そうきたか。


2001/5/9(Wed) [n]

%1 Vulnerability in Microsoft IIS 5.0

-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----

各位

                                                  JPCERT-AT-2001-0005
                                                            JPCERT/CC
                                                           2001-05-09

          <<< JPCERT/CC Alert(Microsoft IIS) 2001-05-09 >>>

Microsoft Windows 2000 の Web サーバプログラム IIS (Internet Information
Server) バージョン 5.0 のセキュリティ上の弱点が使用され、
第三者にそのサーバを自由に制御されてしまう問題が発生しています。

この件に関し Microsoft からパッチが配布されていますので、
該当するサーバプログラムを使用しているサーバ管理者は以下のページを
ご覧になった上でパッチを適用されることを強くお勧め致します。

[日本語]
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/prekb.asp?sec_cd=MS01-023

[英語]
http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS01-023.asp

参考文書
[CERT Advisory]
http://www.cert.org/advisories/CA-2001-10.html

[CIAC Bulletin]
http://www.ciac.org/ciac/bulletins/l-078.shtml

  なお、今回の件につきまして当方まで提供いただける情報がございましたら、
ご連絡下さい。

======================================================================
コンピュータ緊急対応センター (JPCERT/CC)
TEL: 03-5575-7762  FAX: 03-5575-7764
http://www.jpcert.or.jp/

-----BEGIN PGP SIGNATURE-----
Version: 2.6.3ia
Charset: noconv

iQCVAwUBOvjMRIx1ay4slNTtAQHX9QP8C4pTtSMz2ukWudwhc4oQ7Xk2k4sla1UB
k7ruOjpG6HXVSW1Km7ie3cpJW36Ui8LVwj+LRFKlgLhbV+99QJWAp9vKoPMYcXqA
Z0H8JQz/vDnG/wuW+LiP8D4RwEZH6jUk/AlTYr2idoXxWYt2LTTLX0NOezicdIMw
LEzD/VcBt2I=
=gBwO
-----END PGP SIGNATURE-----

以上、7日分です。 (直前の日記

[最新版] [一覧] << == >>

このページはTomsoft Diary System 1.7.1を用いて生成されています。
Copyright(C) 2001
Katsutoshi Seki <seki@ylug.org>

back