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量子詰将棋 No.2 正解

問題2の解答です。

詰将棋問題図面

作意手順

▲1四●、▽同玉、▲4七▲、▽1五玉、▲4八▲、▽1六玉、▲3八▲、▽1七玉、▲3九▲、▽同○、▲2七●成(龍)まで11手詰め

解説

初手▲1二●は、▽1四歩と合駒をされます。

失敗図

このように、玉方には▽1四歩と捨て合いをして、量子駒を確定させるという受け方があることに、注意が必要です。

また、初手▲4八▲は、▽2六歩、▲2五●、▽1六玉、▲2六●、▽1七玉、▲1二●、▽1四歩(下の失敗図)、▲同●成(龍)、▽2八玉で、詰みません。ここでもやはり、歩を取らせる事で飛車を確定し、2六の量子駒を金に確定させてしまう、という受けが成立しています。

失敗図

そこで、初手は▲1四●とします。これは、▽同玉と取る一手です。そこで、▲四七▲として、次の図となります。

途中図

ここで、

なので、▽1五玉と逃げます。

以下、先手は▲を交互に引いて王手をしますが、▲を○で取っても、合駒をしても●を引いて龍に成れば詰みますから、玉が逃げるしかありません。そして、▽1七玉まで来た時に、やはり▲3九▲と引いて、次の図になります。

途中図

今度は、▽1八玉とすると▲2九●成(龍)までで、持駒に○が余って駒余りの詰みになりますので、▽同○と取って、▲2七●成(龍)までの詰みとなります(下の詰み上がり図)。上の図から、▽同○成(龍)としても、▽2八合駒としても同じく▲2七●成(龍)までの詰みで、それでも正解となります。

詰め上がり図

本作の狙いは、▲を交互に引いて王手をする手順です。初手が分かれば手数の割には簡単ですが、初手で他の手を指したときの玉方の応手が、量子詰将棋ならではの受けがありますので、慣れないと考えにくいかもしれません。


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