関 栄四郎(榮四郎)(1938年12月6日〜2003年6月13日) に関する資料を、長男の勝寿がまとめます。
非接触ICカード乗車券の開発は既に述べたようにJR東日本が先行した。JR東日本の開発の進展を見ていくと、その起源は国鉄時代まで遡る。
1984 年、国鉄の鉄道技術研究所でシステム関係の研究を担当していた関栄四郎は「旅客駅の新しい情報システム」を発表した。この論文は、将来の鉄道会社は情報システムの拡充によって鉄道事業を効率化させ、関連事業も拡充させることが必要と書かれている。これは、 現在と必ずしも同一ではないが、JR東日本が開発した非接触ICカード乗車券「Suica」のような世界である。すなわち、1枚のカードで電車に乗って駅コンビニエンスストアで品物を買う、といった現在の姿に近い鉄道像である。
2003年5月18日、家族集合写真