男: そうだろうね。あまり面白くないからね。
女: 忙しいの?
男: その反対さ。ボスが一人で忙しがっているよ。自分で全部抱え込むタイプだからね。俺は保安要員だから何もないと基本的に暇なんだ。日常業務なんて直ぐ終わっちゃうよ。
女: そうね。あのボスじゃ、「お手伝いしましょうか」なんていえないよね。そんな雰囲気じゃないもん。それじゃ、何かして遊んで気晴らししたら。
男: 何したらいいんだろう。気晴らしするものがないんだ。
女: 何でもいいじゃない。運動は?。ゴルフやテニスはやらないの。ジョギングだって、何だっていいじゃない。
男: 俺運動は駄目なんだ。
女: それなら、楽器演奏とか、絵を描くとかしてみたら。ほかにも読書とか、パチンコ、野球やサッカーを見るとか気晴らしの種ならいくらでもあるでしょう。
男: そうだね。俺今までそういうことに興味なかったんだが、探してみるか。
女: そうしなさいよ。
しかし、仕事なんて空しいものである。特に私の場合、計算機のソフトを作る仕事だったので、精根つくして作ったソフトも5年ともたずバージョンアップされてしまう。何度空しい思いをしたことか。
ところが今の子供はほとんど、親に対して感謝をしないね。「僕は生まれたくなんかなっかったのに」といわれると親は返答できない。親も何のために人間は生まれるのか分からないから答えられない。それで子供は学校でチョットいじめられると直ぐ自殺をする。そういう事をマスコミが大々的に、あたかも自殺をした方が正しいかのような報道をする。それを見た別の子供が真似をして自殺する。まあ、マスコミが諸悪の根元であることははっきりしているが、今日はそのことは主題ではない。
以上は浄土真宗親鸞会の高森先生に教えていただいた。○○とは何かは分かっているつもりだが、私には説明できない。興味のある方には、高森先生の次回首都圏ご講話の日時をお知らせしますので、ご一報ください。○○とは何か、懇切丁寧に、時間をかけて教えていただけます。 (1998.10.3記)