の国鉄時代の職歴

北国を疾走するD51重連[GIF:79kB]     宮崎リニア実験線[GIF:43kB]

以下は甥(関宏紀)撮影
会津若松のC57[GIF:94kB]     新津機関区のC57[JPG:46kB]
翁島を走るSL[JPG:64kB]



貨物日報の集計印刷システム

全国約3000の貨物駅→約30の鉄道管理局→9つの支社→国鉄本社貨物局
と階層的に、テレタイプで毎日夜送られて来る紙テープを入力処理して約40種類の貨物輸送及び販売の管理・計画用帳票(貨物日報略して貨報(カホと読む))を翌朝までに印刷するシステム。

OKITAC5090は、1語50ビット2000語のトランジスタ式コンピュータで、プログラミング言語としてはアセンブラさえ満足に動くものがなかったので10進数の機械語をそのまま書いてプログラムを作った。2000語とは10進数の2000ちょうどである。機械語といっても命令語の種類は40弱(記憶は曖昧ですが)だったのでそれ程苦にはならなかった。それよりプログラム入力の手段が紙テープであったため、デバッグに大変な時間がかかった。
(1字でも間違うと最初からやりなおし。duplicateという手段もあったが間違えた位置に到達するのに細心の注意が必要であった。)


ネットワーク処理言語PLANET
(=Programming LAnguage for NETwork)

鉄道網には、最短経路問題(物理距離最短)、最短到達時間問題、最小運賃問題、最少乗換え回数問題等、数多くのネットワーク問題がある。これらの問題を簡単に記述でき、さらに鉄道網に限らず一般的なネットワーク問題を記述・処理できる様設計した言語である。処理系はFORTRANのプリプロセッサとして実現した。